第339章

簡潔にして要を得たその言葉は、会場中の喝采をさらった。

特に最後、前田南がふと顔を向け、望月琛と視線を交わして微笑んだ瞬間――。

二人の間に通った音のない笑顔、ただそれだけで、ライブ配信のコメント欄は狂喜乱舞の様相を呈していた。

「尊い……! なにこの至高の愛。結婚して何年も経つのにこのラブラブぶり、永遠に爆発しろ(いい意味で)!」

「やっぱリアル夫婦しか勝たん!」

「ううっ、二人とも顔面偏差値高すぎだし性格も聖人かよ……推せる!」

「…………」

弾幕のようなコメントが猛スピードで流れ、現場の熱気も前田南のスピーチによって最高潮に達していた。

万雷の拍手が鳴り響く中、その音が...

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